自分だけのホームページがほしい!
そう思ったことがある人は少なくないはずです。
しかし、実際に作るまでに挫折してしまったり、ホームページ作成に必要な知識がわからず諦めてしまった人も、同じくらい多いのではないでしょうか?
この記事では、ホームページ作成を行いたい人向けに、作成開始の一歩手前として、ホームページの基礎知識を紹介します!
ホームページ作成のキッカケを作りたい、まずは調べてから作りたい、という方もぜひ一度見てみてください。
ホームページを作るとどうなるのか
ところで、ホームページを作成すると何ができるようになるか、説明できますか?
なんとなく知っているけれど、詳しく説明できなかったり、はっきりとした答えが出せない方もいるのではないでしょうか。
実は、「ホームページを作ると何ができるのか」というのは、ホームページ制作をする上でいちばん大事なことだったりします。
まずは、ホームページとは一体何をするものなのか、しっかりと説明できるようにしてみましょう!
ホームページを作るということは、ネットの中で自分の家を建てるということ
ホームページというのは、世界中で繋がっている「インターネット」を使って、「ネットの中に自分の家を建てる」ことと同じです。
突然ですが、あなたはInstagramやTwitterのアカウントを持っていますか?
持っているのなら、それはInstagramさんが建てたマンションの中に、1部屋自分用の部屋を借りて生活・交流をしている、という状況です。
賃貸なので、自分のものにはなりませんし、大きく改装したりは当然禁止です…。お店を開いてみんなに自由に来てもらおう!というのも、当然勝手にはできませんよね。
では、自分で建てた家ならどうでしょうか?
住むためだけに使うもよし、リフォームもできるしお店にすることだって自由です。
ホームページも同じで、自分で作った自分だけのお家なので、あなたがやりたいことを自由にできるお家なのです。
ホームページがあるとできるようになること
あなただけの自由なホームページを作成したとして、あなたはそのページをなんのために使いますか?
ホームページは、インターネットと繋がっているので、全世界の人々といろんなやり取りができます。
例えば、
- 自分が知っている知識を公開しておくと、困っている人がたどり着いてくれる
- 就職活動用にポートフォリオを作成しておくと、企業の人が見てくれて声をかけてくれる
- この地域でしか販売できなかった商品を、他の地域で販売することができる
- 自社のサービスや商品を、営業をしにいかなくてもみんなが知ってくれる
これらはほんの一部で、ホームページがあると今までできなかったことができるようになったり、新しい挑戦をすることができたりと、良いことがたくさんあります。
ホームページはどうやって作るのか
自分のやりたいことができるページをインターネットの中で作る、ということはわかったかと思いますが、それって実際どうやるのでしょうか?
普通に検索をして使っている人でも、その仕組みを知らないという人も多いはず。
それでは、ホームページはどうやって作るのか…そもそもホームページって一体何で作られているのか、そんな仕組みの部分を紹介します。
ホームページ作成に必要なもの
インターネットの中では、多くの情報が「インターネット専用の言葉」でやり取りされています。
私たちは、それを見るだけでは一見なんのことかわかりませんが、パソコンやスマートフォンはその言葉がわかるので、私たちに見やすい形へ変更して見せてくれているのです。
ホームページも同じで、「インターネット専用の言葉」を使って、ブログを書いたり、写真を貼ったりしています。
ですが、困ったことに私たちは「インターネット専用の言葉」を話すことも書くこともできません。
そこで必要になるのが、インターネットと私たちが使っている言葉を翻訳してくれる機械です。
今は、この翻訳ができる機械もいろいろなタイプが増えており、初心者向けから上級者向けまでさまざまです。
例えば、「Wix」「BASE」「WordPress」といったサービス・ツールを聞いたことはありませんか?
実は、これらは全てインターネット専用の言語と私たちの言語の翻訳ができる機械だったりします。
翻訳する機械があるとなると、あとはホームページを公開する「場所」が必要になります。
自分の家を建てようと思うと、家を建てるための土地が必要ですよね。それと同じで、ホームページも作成して公開するには土地…つまり「場所」が必要です。
インターネット上では、これを「サーバー」と「ドメイン」で表しており、どちらも自分の土地にするためには、それなりにお金がかかる仕組みです。
どうやってホームページを作って公開するのか
ホームページを作成するための翻訳機能もあり、公開するための場所も確保できたら、作成を開始することができます。
さきほど紹介したような 「Wix」「BASE」 といったサービスは、「サーバー」や「ドメイン」も翻訳機能と一緒に用意してくれているため、すぐにホームページを作ることができます。
ブログなどを書きたいという人は 「Wix」。
インターネットを使ってお店を開きたい、物を売りたいという人は 「BASE」 。
と、用途によっておすすめのサービスは異なりますが、どちらもメールアドレスひとつで登録できるので、まずは気軽に登録をしてみるのもいいかもしれません。
専門知識が必要になるタイミング
「Wix」「BASE」といったサービス以外にも、ホームページ制作ができるサービスはたくさんあります。
クリックやマウス操作で簡単に作業ができますが、翻訳機能も無制限で使いたい放題…というわけではありません。
そのため、「ホームページに表示する画像のサイズはもっと自由に変えたい!」といった、サービスにある機能以外を追加したい場合は、 「インターネット専用の言語」を詳しく知っている人によるカスタマイズが必要です。
ここまで再登場しなかった「WordPress」がそのひとつで、他のサービスと比べると専門的な知識を必要とするため、最初は難しい印象を持つかもしれません。
そんな時は、ホームページ制作を行っている業者や、フリーランスで働いている専門家に依頼を頼りにすることもできます。
ホームページ作成基礎知識のまとめ
ホームページ作成をする上で、基本となる仕組みや考え方を理解しておくと、どんなホームページにしたいか、という部分が具体的に考えられるようになります。
作成をするまでにどんな準備が必要なのか、自分で作るのか業者に依頼するのか、などの手順もしっかりと見えてくるかもしれません。
ホームページ作成をするということは、インターネット上の自分専用の土地で、自分専用のお家を作成して、見てもらうこと。そう考えると覚えやすいですよ!
ホームページ作成に興味があった、したいと思っていたけど、いまいち行動に移せなかったという人は、もう一度「どんなホームページを作成したいか」「何から準備をするか」考えてみてはいかがでしょうか?